英語をマスターするためには、やみくもにやっていてもダメで、英語を学ぶプロセスを把握することが大切です。そのほうが効率がいいです。数年、数十年かけて回り道をするよりは、全体像を把握して直線を進んでいったほうが良いし、早くマスターできるのです。
英語を学ぶプロセスは、次の3つです。
中学英語をマスターする(英検3級程度)
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高校英語+大学受験レベルをマスターする(英検準一級、TOEIC800弱程度)
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それ以上の領域を目指す。(英検1級、TOEIC900)上の各スパンに対応して、英語学習者を3つに分けたいと思います。
①英語を学ぶのが初めて、あるいはほとんど忘れてしまっている人。
②英語を理解できることもあるのだが、文の構造が読み取れないこともあったり、英語を聞き取れなかったりすることも多い人。TOEICが400~700弱くらいの人。(多くはここ)
③英語をだいたいは聞き取れたり、意味を通じさせる程度に話すことはできるが、もっと上級者を目指す人。TOEIC900点を目指す人。上の①~③のうち、
自分は今どの段階にいるのかを調べ、そこを基準に学習をスタートするということになります。英検やTOEICを受けたことがあるならその成績を使って判定してもいいですが、それは目安です。自分で考えて決めてください。
たとえば、英語が初めて、あるいはほとんど忘れている人は①ですし、それなりに英語を理解できるが伸び悩んでいる人は②、人に自慢できる程度に英語は話せるが、より上級者を目指している人は③でしょう。
自分のはじめのレベルがわからないと、背伸びしすぎて難しいことをやったり、あるいは簡単すぎることに時間を費やしたりすることになります。これは無駄です。
これから、①~③レベルに応じて、勉強法を具体的に書いていきたいと思います。
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